寄付したい団体ってどんなもの?ひとつひとつの疑問を調べていくことが大切

   寄付した人に聞いてみた!は、寄付をしたことがある人にインタビューを行い、寄付の前と後で、どのような変化があったかをまとめたサイトです。

「寄付」や「募金」というと、レジ横の募金や、該当募金のイメージが強い方も多いのではないでしょうか?

寄付には、

  • 1回の寄付(単発の寄付、今回の寄付、など)
  • 定期的な寄付(毎月の寄付、毎年の寄付、会員費、マンスリーサポーター、など)

があります。

こちらのサイトでは、寄付をした人の中でも「定期的な寄付」をされた方の体験談を集めました。


家族構成

35歳女性、寄付開始当時独身のOL。

寄付した団体

UNHCR

寄付したもの・方法

ご自身が寄付をしたもの:月額1,500円×12カ月×現在までの年数(8年間くらい)=144,000円
寄付の方法:クレジットカード
その寄付の方法を選択した理由:まとまった金額は寄付できないが、細く長く続けたいと思ったので自動的に引き落としてもらいたかったから。

寄付した団体の詳細

国連UNHCR協会は、国連の難民支援機関である U N H C Rユーエヌエイチシーアール (国連難民高等弁務官事務所)の活動を支える日本の公式支援窓口です。

「UNHCRの支援対象者」に含まれるのは、UNHCRが支援する難民・庇護希望者・国内避難民、帰還民および無国籍者です。

活動地域はバングラデシュ(ロヒンギャ)、シリア、アフリカサヘル地域、イエメン、ベネズエラ、イラク、アフガニスタン、ヨーロッパ地中海地域、中米メキシコ、南スーダン、ナイジェリア、中央アフリカ、コンゴ民主共和国・ブルンジ共和国、ウガンダ、ウクライナ、そして新型コロナウイルス感染症のロックダウン域等です。

内容は、物資等の緊急支援、難民保護、シェルター提供、教育支援、現金給付支援、生計・自立支援、保健・衛生、無国籍者の保護、環境・気候変動等への取り組み等です。

その団体を知った理由

詳しくは覚えていません。おそらくはテレビで難民の特集をしていたのだと思います。
当時はシリア内戦により破壊と難民がひどい状況でした。
そこで支援を行っている団体ということで認識したのだと思います。
また、日本テレビの24時間テレビでも見た記憶があります。
公式メディアを通した情報だったことと、国連機関ということで不信感を持つことはありませんでした。
その上で職場の最寄り駅の地下街で募金を呼び掛けるキャンペーンを行っていたので、認識が一致しました。

その団体に寄付をしようと思った理由

当時、シリア情勢の報道を日々目にする中で、何か自分にもできることはないかと漠然と思っていました。
でも、募金や支援をしたくても詐欺があったり、時間的にも金銭的にも余裕がなかったので、果たして何ができるのかはわかりませんでした。
自分から調べたり、何かを動き出したりはしていなかったにも関わらず、たまたま仕事の帰りにUNHCRの募金活動を行ってくれていたおかげで、信頼のおける団体であることはすでにわかっていたので、疑うことなく募金の手続きをさせていただくことができました。

1回の寄付ではなく、継続的な寄付を選択した理由

そもそも金銭的に余裕のある生活はしていませんでしたので、誰かにまとまった金額を支援することなど考えられませんでした。
でも、その募金のキャンペーンで提示されたのは口座引き落としによる月額定額の募金でした。
最低月額ですが、長く続ければ大きな気持ちになるかもしれないと思って定額引き落としにしました。

寄付を行って、嬉しかったこと、印象に残っていること

まず嬉しかったことは、UNHCRから活動報告書が送られてくることです。
自分が知らない世界の貧困や悲惨な状況を正しく知ることができます。
それを目にするたびに、この寄付はやめるわけにはいかないという思いが募ります。
また、私は金額が少ないのであまり影響はありませんが、確定申告で少し寄付金が返ってくるそうです。

寄付をしていることを、家族以外に話したことはありますか?

これはずっと続けたかったので、結婚するときに主人には伝えました。
私は結婚と同時に退職し、収入がなくなるため主人の理解なくしては続けられないからです。
ただ、残念なことに主人はあまり理解がなく、偉い人にお金が流れているだけだからやめてほしいと言われました。
自分の収入を”得体の知れない事”には使いたくないという考えの人も少なくないのではないかと感じた経験でした。
それ以外は言っていません。

寄付をする前の、団体の印象

国際的で有名な団体だったので特に心配するようなことはありませんでした。
職場の最寄り駅で見かけたブースでは熱心に通行している人に語り掛けたり、のぼりや写真のパネルを掲げて現状を訴えていました。
でも、あまり反響はなく、素通りされる方ばかりだったように記憶しています。

寄付をした後の、団体の印象。変化はありましたか?

活動報告書によって、自分の知らないずっと深いところまで支援しようとしていることを知ったり、支援の理想と、行き届かない現状の間に立たされてやり切れない思いを抱えている現地リポートを目にすることができました。
困難だけど本当に尊い活動をされている方々が世界中にいらっしゃることに頭の下がる思いがしています。

寄付をする前の「寄付」に対する印象

正しい所に正しく寄付できれば問題はありませんが、悪質な団体があることも事実です。
そのため、寄付を得体の知れない活動と感じてしまうことがあるのだと思います。
小学生の頃、福祉委員をしており、赤や緑の羽根募金を学校で行っておりましたが、よく考えてみると何に使われていたのかわかりません。
そういう「?」を丁寧にひとつひとつ説明して、多くの人に理解してもらうことが慈善団体には求められていると思います。

寄付をした後での「寄付」に対する印象

しなければならないこと。義務です。
いま自分が健康で住む家に恵まれ不自由なく毎日を過ごせているのは、ただ奇跡的にラッキーなだけだという思いでおります。
ひとつでも欠けるとたちまち不安に陥ると思います。そのことを3.11の地震やコロナは如実に私に理解させました。
だからそうでない人には人間的な暮らしに少しでも近づけるように、応援の気持ちを形に表すべきだと思っています。

他の団体に寄付したことはありますか?

子供の頃に赤い羽根共同募金・緑の羽根共同募金をしていました。
あとはやはり子供の頃ですが、家族で小銭を大瓶に貯め、24時間テレビからユニセフ協会へ募金していました。
また、単発ですが、駅であしなが育英会を見かけたときは何回か入れたことがあります。

これから寄付を始める人に向けて、メッセージ

おそらく財布から何かの募金箱に入れるとなると「毎月」ということが重く感じてくるかもしれません。
そんな風に、寄付できるほど金銭的に余裕がないという人にこそ毎月定額で引き落としてくれるシステムをお勧めします。
勝手に口座から寄付してくれますので、忘れていながら、社会貢献できますよ。

参考:国際関係の寄付先

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