自分の心の手当てにもなった、29歳女性の体験談
寄付した人に聞いてみた!は、寄付をしたことがある人にインタビューを行い、寄付の前と後で、どのような変化があったかをまとめたサイトです。
「寄付」や「募金」というと、レジ横の募金や、該当募金のイメージが強い方も多いのではないでしょうか?
寄付には、
- 1回の寄付(単発の寄付、今回の寄付、など)
- 定期的な寄付(毎月の寄付、毎年の寄付、会員費、マンスリーサポーター、など)
があります。
こちらのサイトでは、寄付をした人の中でも「定期的な寄付」をされた方の体験談を集めました。
家族構成
29歳女性、母、妹、祖父母の5人暮らし。
寄付した団体
寄付したもの・方法
月500円、毎月寄付しています。現在は月1000円に増やしました。
自動的に寄付できる、手数料がかからないという理由で、口座引落にしています。
寄付した団体の詳細
国内の病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、障がいなどで親が十分に働けない家庭の子どもたちを、奨学金、教育支援、心のケアで支える民間非営利団体です。
日本だけでなく、アフリカ各国にも支援しています。
理念・目的は、すべての子どもに 教育と成長の機会を届けることです。
また、遺児たちの心のケアにも力を入れており、夏のつどいでは、同じ境遇の子と一緒に生活することで、普段学校では重くて離せないようなことも話せたり、人生の転機になっています。
その団体を知った理由
インターネット、TV
その団体に寄付をしようと思った理由
自分が父を亡くしたのは社会人になってからですが、とても寂しくて心細くなりました。
学生の頃に家族を失うような状況になっていたら、その後の人生が変わってしまう子も少なくないと思います。
もし亡くなるのが家計を担う方なら、残された親も生活が大変で余裕がないと思います。
教育がその子の人生を切り開くひとつの手段にはなりえるので、せめてそこでハンデを負わせたくない、何かできるなら力になりたいと思ったのが寄付をしようとしたきっかけです。
1回の寄付ではなく、継続的な寄付を選択した理由
教育は先の長いものなので、1回寄付したら、その時はよいとしても、その後何年と続きます。
同じ金額を寄付するなら、少しずつでも長く続けたいと思いました。
1000円でも20年近く続けていれば、誰かの何かの助けにはなっているかも、というのが自分のちょっとした心の支えになってます。
寄付を行って、嬉しかったこと、印象に残っていること
寄付を受けている子からランダムに暑中見舞いが届きますが、自分が目指した職業と同じものを目指している子から届いたことがあります。
直接お会いすることもないのですが、どこかで頑張っている姿を思うと、心が温かくなります
寄付をしていることを、家族や友人に話したことはありますか?
最初は全く話していませんでした。それこそ偽善者っぽく、理由を話すのがなんとなく恥ずかしかったからです。
近年、母と同居することになり、育英会からの会報が郵送されるので、知られたときに話したことがあります。
そうなんだ、くらいの反応でしたが、否定的ではなかったです。
寄付をする前の、団体の印象
メジャーな団体なので、最初からそれほど怪しいとは思いませんでした。
寄付するようになって、子供たちが街頭募金をしている姿や活動内容を見て、子どもたちが主役の団体だと思っています。
HPや会報もしっかりしていますし、会報送付先住所変更等の事務処理も問題なく進めてくれるので、きちんとしていると思います。
寄付をした後の、団体の印象。変化はありましたか?
コロナ禍で生活が苦しくなってきたとき、奨学生に一時金を貸与ではなく給付したことは驚きましたし、ほんの少しでも助けになれてるかもしれないと思えたのはよかったです。
東日本大震災に関しても、動きが早かったり、子どもたちの心のケアにも力を入れてくれるので、優しい団体だと思います。
寄付をする前の「寄付」に対する印象
自分も寄付は偽善という思いはありました。
父を亡くした寂しさを埋めるように、自己満足で寄付を始めたのですが、忘れたころに届く会報や暑中見舞いで、どこかが誰かと繋がっている、助け合っているような温かい気持ちになれたのも事実です。
それでもいい、と思えるようになる頃には、自分の心も手当がされているような気がします。
寄付をした後での「寄付」に対する印象
そんなに寄付した後の使途がどうなっているか気にならないのですが、あしなが育英会はTVなどで見かけることもあるので、寄付がどういうことに繋がるのかが見えます。
自分の寄付が誰かの助けになっていることを感じられ、寄付も悪くないと思えます。
また、少額でもその寄付を継続できる自分の環境にも感謝ができたりもして、100%偽善とは思えなくなりました。
他の団体に寄付したことはありますか?
ありません。
これから寄付を始める人に向けて、メッセージ
寄付する気持ちのすべてが慈善とは言えないと思います。
どこかに、偽善かも?という思いは今でもあります。
今はふるさと納税もあるので、寄付が節税みたいに言われて、自分が得をするためにする方もいるかもしれません。
それでも、どこか一部に相手のために、という思いがあれば、それだけでいいと思います。
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